リドレイ Platycerium ridleyi ③ ビカクシダ 植物/観葉植物

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Platycerium ridleyi

幼苗で購入して温室で半年ほど育て胞子葉が出てきたので板付した物です。
温室でぬくぬくと大きく育ちましたのでワイルド株より大きいサイズに育ちました。

大きさ比較　画像8枚目

成長点も大きめにて、今後の育て方次第では更に大型にすることが可能です。
大きいサイズがお好きな方にお勧めです。

板サイズ　20cm x 18.5cm

よくあるペナペナの板ではなく、板厚14mmのしっかりとした焼杉板に取付し通気性のため穴あけ加工してあります。
これより付け替えの必要なく、このまま育成する事ができます。コンポスト（水苔）も根が蒸れない適量に調整してあります。


リドレイは飼育難の中上級者向けビカクシダになります。

過去にリドレイ産地国に仕事で5年ほど駐在したことがあります。現地は雨季と乾季があります。詳細は書き控えますが、水やりなどの育成ノウハウはあります。
見栄え重視で形成を整えるためコンポストを盛り盛りにして出品している方を多く見かけます。本来の自然環境下では木の枝に巻き付きシールド（貯水葉）の積み重ねで形状が形成されてくるため、株の大きさに合わせたコンポストにしないと乾きが不十分で弱ってしまいます。

リドレイを枯らしてしまう方けっこういると聞きます。ネット情報は根拠のない間違いだらけの情報が多く、鵜呑みにすると危険です。

購入頂いた方に限りコメントから質問にお答えいたします。

こちらの出品株ですが
強めのLEDで真上から当てていましたので徒長せず胞子葉が真上を向き、締まった株からでスタート出来ます。徒長した胞子葉だと全体的に間延びした感じで横へ前へ広がり、直しが難しい株に成長してしまいます。本来胞子葉は上に伸びるのが正確です。

板付より5ヶ月ほど経過しており、安定しています。根がコケ全体に行き届いており必要に応じてコケ増し、もしくはひと回り大きい板に付け替えしてください。貯水葉は板を包みこむまで成長しておりますが完全に巻きつけてはいない状態です。次回の貯水葉のターンにて綺麗に被さると思われます。

以上、ご理解頂ける方のみ、よろしくお願いします。

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